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月影 蘭

2010年09月17日

色々話 小型船舶検査3

 今回は検査の料金法定備品、それから……私の恥ずかしい初仕事〔前編〕について。

 小型船舶の登録同様、検査も手数料がかかります。定期検査・中間検査の別に、小型船舶の長さと旅客定員〔12人以下と超で区分〕の縦横の表でJCIのHPに載っています。
 例えば、5m以上10m未満の8人乗りのプレジャーボートの定期検査ならこの表で24,300円の検査料がかかる、と一目で分かります。自動車の車検ではつきものの重量税や強制加入の自賠責保険というものはありません。 定期検査・中間検査で検査日当日によくあること。法定備品の欠落や不具合です。検査日は予めJCIと打ち合わせて決められます。時間的には幾分ゆとりがあるはずですので、事前に点検や補充をしておきましょう。
 法定備品とは船内に備え置かなければならないことと法律で定めるモノです。航行区域や旅客船かそうでないか、で備品の種類も若干変わります。係船ロープ、救命胴衣〔ライフジャケット〕、消火器、船灯等……。あるだけではいけません。使用可能なものであることをご確認くださいね。ご自身の船舶に備えるべき備品については、料金同様JCIのHPをご覧ください。
 検査当日はエンジンの作動確認もします。長いこと陸揚げされていた場合など、エンジンをしばらくかけていない場合は事前にちゃんとかかるか確認しておきましょう。
 次のお話、北海道の先生に以前ご指南いただきました。初仕事の際にも生じたことでしたのでとても助かりました。
 法定備品、検査日直前や当日になって『ないッ!壊れてるッ!』のを見つけてしまったら、近所の用品店に飛んでいきましょう。で、『納品書・納品伝票』まで手にいれておきましょう。すべての備品に通用するかどうかは〔試せませんから〕断言できませんが、おおむねこれで検査が通ります。
当日納品書・伝票が入手できなくても一両日くらいの間にこれをJCIに提示〔持参でもFAXでも〕すれば、再検査の憂き目は回避できます。
 
 私の小型船舶登録・検査の初仕事は6年前。船を売りたいが名義変更など煩わしいので手続きしてくれ、といった詳細の分からないものでした。
 先方に伺ってお話を聞くと、まず所有者はお亡くなりになっておりました。対象船舶は一般の小型船舶ではなく……漁船でした。しかもすでに、買い取られた方はその船を造船所に持ち込まれ、せっせと改造中
 二週間後の週末には海釣りに出るんだってさ、と造船所のオニイサンも普通にお話してくれて。
 本来同時進行していきたい行政手続き〔私の仕事ですね〕が一切行われないまま、漁船が転用、改造され近々乗り出されるばかり、となっていたわけです。
 結果乗り出し前日に新規登録完了、船舶検査証書・船舶検査手帳を造船所経由で買い手の方にお渡しできたのですが……。
 長くなりますので、経過についてはまた次回



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Posted by 月影 蘭 at 12:52│Comments(0)色々話のコラム
 
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